株式会社 誠福園

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誠福園のお茶づくり OUR BUSINESS

香り

上品で香ばしい香りと甘味。
品質にとことんこだわった誠福園のお茶。

香り高いお茶の製造は、選び抜かれた原料から始まります。我々の使用する荒茶は、独特の香りを放つものを厳選して仕入れています。
荒茶配合室では、1日に約3トンの荒茶がブレンドされます。これを「合組」と呼び、数10種の荒茶を混ぜ合わせて均一な品質のお茶を生み出します。厳選された知覧茶の茶葉はバランス良く調和されます。
仕上げ工程ではフルオートメーションを導入しており、繁忙期には夜間も無人で稼働します。荒茶の形状は仕分機と切断機で整えられ、香り付けとなる火入れ工程へと進みます。
かつて、お茶の焙煎は炭火が使用されていました。炭火による焙煎は、色や香りを見ながら細かな温度管理が必要となる、手間のかかる作業です。しかしそれは、豊かで深みのある香りのお茶を生み出すための手間でした。
当社では、この伝統的な焙煎方法を維持しつつ、炭火の甘く香ばしい香りを再現する技術を日々追求しています。また、通常の倍の時間をかけてゆっくりと焙煎することで、お茶が本来持つポテンシャルを最大限に引き出します。その結果生まれる豊かな風味は、焼き海苔の香りにも似ています。お茶本来の香りを活かしつつ焙煎香を加える。これこそが、我々の製品に独特の香りを与える秘訣です。
今後は、お客様の細やかなニーズにも対応が出来るよう、良質な棒(茎の部分)を選別できる唐箕電棒という機械や、光センサーによる選別が可能な色彩選別機、マイクロ派遠赤外線を使用した火入れ機を導入予定でございます。

品質

徹底した衛生管理で確かな品質と安全・安心を守ります。

私たち誠福園は、お客様に最高品質のお茶を提供するために、日々努力を重ねています。その一環として、2023年に「FSSC 22000」の認証を南九州工場で取得しており、以下の取り組みを継続しております。
・リスク分析と管理: 製造工程全体での危険因子の特定と管理を強化しています。
・社員教育: 安全で衛生的な製造環境を維持するための教育とトレーニングを実施しています。
・品質監視体系の構築: 生産ラインの各段階での厳密な監視体系を確立し、一貫した品質の維持に努めています。
FSSC 22000は、食品安全マネジメントシステムの国際的な認証規格で、世界中で認められた高い水準の食品安全基準を満たしていることを証明します。この認証は、食品業界における信頼と透明性の向上に貢献し、お客様に安全な製品を提供する企業の姿勢を示すものです。
当社の取り組みは、お茶に込められた情熱と、お客様への誠実な姿勢の表れです。これからも、美味しいお茶を安心してお楽しみいただけるよう、全社一丸となって品質への取り組みを深化してまいります。どうぞ今後とも、私たちの製茶会社をよろしくお願いいたします。

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